小さな、素敵な出会い

今日はお気に入りのスコーンのお店、クリームティーにスコーンを買いに行きました。
しかし、地元紙の夕刊で数日前紹介されたそうで、３回焼き上がりの時間があるのですが、特に午前の１回目はすぐ売り切れてしまうとのこと。
しかしそうはいってもまだ日本ではスコーンなんてマイナーだろうし、そこまで殺到しないだろうという甘い考えと、でもＨＰでそこまで言うほどだからやっぱり売り切れているかも、という危惧もありつつ、１回目焼き上がり（11時）にはとても間に合わない時間に起きてしまったので、２度目の焼き上がり（13時）の３０分前に行きました。
やはり完売。
仕方ないので近くの定食屋さんでお昼を食べ、１３時の５分前くらいからドアの前で待機。
少し後にかわいらしい女性も来られて、共に待っていました。

そしてやっと販売開始！ドアが開きました。

私は慣れた感じで希望のスコーンと数を置いてある紙に書きました。
そのうちの１つが１５分後に焼きあがるとのことで、私は待つことに。
もう１人の女性は、どうも初めて来られたようで、スコーンは全部そろっていて購入もすんでいらっしゃったのですが、色々店内のメイプルゼリーや紅茶を見学。
そして、彼女が欲しかった輸入物のプランデー入りのクロテッドクリームを置いてないか質問されていましたが、ここにはないとのこと。そこでわたし、つい口をはさみ・・・

「あの・・・〇〇のワインとかチーズ売ってるところの冷蔵庫の中にこれ２種類とも売ってますよ｣
とか、メイプルの売っている場所を教えたり、その販売元がやっているカフェの紹介の名刺サイズの紙を渡したり。
色々おせっかいしちゃいました。

そんなことをしているうちに私のスコーンも焼き上がり、彼女と一緒に帰りたいなと思いつつ、彼女はまだまだ夢中で色々見ておられたので、１人店を出ててくてく歩いていると後ろから走ってくる音が。
彼女が追いかけてきてくれたみたいです。
ＪＲで遠くからこれを買うためだけに来られたそうで。
私は地下鉄ですがＪＲと直結していて目的地は一緒だったので、いろいろお話しながら帰りました♪
彼女はイギリスに行ったことがあり、やはり紅茶が大好きということでとても話していて楽しかったです。

そして駅について別れたのですが、名前やメアドの交換でもしとけば良かった、とちょっと後悔。
でも、あのお店を通じてまた会えるかもしれないし、そういう偶然も楽しみかなと。
なんだか同じものを好きな人と、初対面でお話するって人見知りの私には考えられなかったことだけど、とても素敵なご縁だったなと思いました
これが男性との出会いだったらもっと良かったのかも知れませんけど（笑）
でも同性だからこそ、こうやって話せたのかもしれませんね。
今はあまり人と会わない生活で、こういう出会いはなかなかないので、ちょっと心がほっこりしたのでした☆